校長挨拶

 北海道訓子府高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校は、昭和23(1948)年に創立した70年以上の歴史を誇るオホーツク中部にある高等学校です。校訓である「清流拓心~ふれあい・はばたき~」のもと、生徒たちは、先輩方が培ってきた良き伝統をしっかりと受け継ぎ、常呂川の清流に恵まれた素晴らしい自然環境の中でのびのびと学習活動や諸活動に励んでいます。
 本校は、スクールミッションとして次の四つのミッションを掲げました。

1 個々の生徒の特性等に対応した学習指導及びキャリア教育を通じて、主体的な進路の選択決定をするための資質・能力を身に付けた生徒の育成
2 中学校教育との接続を踏まえた基礎的・基本的な知識及び技能の確実な習得により、多様な進路の選択及び決定を図る生徒の育成
3 テクノロジーやデザインの視点を活用して、地域社会における課題解決に取り組むとともに新たな価値を創造しながら、地域と世界を紡ぎ、拓く意欲を持った生徒の育成
4 現状にとらわれることなく、課題や困難に向けて果敢にチャレンジする姿勢や発想、能力を持つ生徒の育成

 これらのミッションを実現するため、「他との共生を通して、自らの在り方や生き方を探求し、社会に貢献できる人材の育成」を学校教育目標に、21世紀を生き抜く人材を育成すべく職員が一丸となって教育活動を行っています。
 また、本校は、訓子府町にある高校として、小中学校や地元の農業経営者・企業等とも連携して地域の自然や歴史、産業を広く学ぶ『訓子府学』の実施や、武蔵野美術大学の協力を得て芸術教育を実施するなど特色ある教育活動を行っています。さらに地元である訓子府町に欠かせない高等学校として、資格等の取得に対する支援、放課後の学習機会の確保、就学のための様々な経済的支援など町から多くのご支援をいただき、生徒にとって魅力あふれる学校づくりをすすめています。
 たくましく次代を切り拓く力を持つとともに、広く地元を愛し地域に貢献できる人材の育成を目指し教育活動を進めて参りますので、皆様のご支援をよろしくお願いします。

令和6年4月 
北海道訓子府高等学校長 金 森 卓 紀